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学校日記

7/9 家庭教育学級

公開日
2016/07/09
更新日
2016/07/09

できごと

本日、今年度1回目の家庭教育学級が行われました。
講師は、東京23フットボールクラブ監督の羽中田昌さん。
羽中田さんは、山梨県の韮崎高校サッカー部で全国選手権準優勝という輝かしい成績を収め、将来を期待された逸材でしたが、交通事故で脊椎を損傷し、下半身不随となりました。
山梨県庁に勤務した後、5年間、指導者を志して、スペインのFCバルセロナに留学しました。その後、日本サッカー協会S級ライセンスを取得し、カマタマーレ讃岐の監督などを経て今に至ります。
本日は、サッカーからの贈り物という演題で講演をしてくださいました。
決してあきらめないこと。自信をもって行動すること。上を見上げて生きることなどをご自身の経験をもとにお話ししてくださいました。
歩くことができない、サッカーができないなど、「ない」という状況になったからこそ、得たもの「ある」がとても多いと話していました。
講演会後にお話をさせていただいた中で、主役は選手。戦術に選手をはめるのではなく、選手が戦術であると熱く語られたのが印象的でした。選手を観察して、観察して、観察しぬいて理解することが大切であるともおっしゃっていました。我々教育者に大切なことをメッセージして下さったような気がしました。
今回は保護者の皆様が対象でしたが、次回があるならば、子どもたち、先生たちにお話をしていただきたいと切に思いました。