11/24 校内研究会
- 公開日
- 2023/11/24
- 更新日
- 2023/11/27
できごと
今年度9回目の校内研究会が行われました。
今日は1年生の国語「くじらぐも」の学習でした。雲のくじらに飛び乗ろうと、子供たちが力いっぱいジャンプする場面において、どのような読み方をしたらいいか台本に書き込み、考えを交流しました。最後にタブレットの録音機能を用いて声を録音しつつ、台本に書いた読み方を生かして交流することができました。
授業後は、日本国語教育学会常任理事の井出一雄先生と、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官の大塚健太郎先生よりご指導、ご講評をいただきました。井出先生からは、体育館のギャラリーに
模造紙と綿で作った大きなくじら雲を用意したことなど、物語の特性を活かした場の設定をすることで、子供に印象深い経験を積ませることができるのはよいこと、会話文からだけでなく、地の文の登場人物の行動や様子からも気持ちを読み取らせることが重要であること、最後の振り返りは何のために行うのか目的をしっかりもつこと。大塚先生からは、指導者がどう教えたかではなく、児童のどういう姿がどう学びに繋がるかを考えること、音読は「技能」であり、国語の時間だけでなく他の学習場面でも生かせるようにすること、などをご指導いただきました。
これで全ての学年の研究授業が終わりました。多くの学びを研究発表会に向けまとめていきます。