校長あいさつ
校長あいさつ
「子どもが自ら育つ学校」
令和7年度がスタートしました。世田谷区立世田谷小学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
校長の金子佳生です。
本校は、昭和8年4月に開校しました。保護者や地域の方々に本校の卒業生も多く、地域とのつながりが深い学校です。世田谷小学校の長い歴史の中で、歴代校長、教職員、保護者・地域の皆様が築き上げてきたよき伝統を、現教職員と現在の保護者・地域の皆様とともにさらに充実・発展させていきます。
今年度は、世田谷区教育委員会研究指定校(授業改善・魅力ある学校)を受けています。教職員一同、心を合わせて「子どもが自ら育つ学校」を目指していきます。本校の教育活動にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
本年度は、3つのことを大切にします。
○子どもは、魅力的な学習者であるという考えのもと4年生以上は教科担任制を進め学習の基礎基本を大切にします。また、子どものやりたいを実現させるために生活科、総合的な学習の時間の充実を図ります。さらに、単元内自由進度学習を推進し、個別最適な学びの実現を目指します。
〇子ども、大人(教職員、保護者、地域の方々)も、インクルーシブ教育を基盤に居場所のある学校を目指します。それぞれに個性があり、事情もあります。学校が安心して過ごせる場所であり、学校に行ったら子どもも大人も元気になる、そんな学校を目指します。
〇共感と納得を大切にして信頼感関係を築きます。児童理解を基盤とし、子どもの個性に応じた指導を目指します。力に頼らず、子どもたちが納得する指導をすることによって将来に渡っての人への信頼感を築きます。大人への不信感は社会への不信となります。信頼の貯金は、人の心の器を大きく深くしてくれます。
最後になりますが、「はじめに子どもありき」の教育理念のもと、経営方針の柱を「子どもが自ら育つ学校」とし、子ども一人ひとりが学習を自分事として捉え、学びがいや喜びを感じ、よりよく育つ学校を目指して、教職員一丸となって教育活動を推進してまいります。
桜木中学校、桜小学校と連携をし「巴の学び舎」の活動に取り組んでまいります。保護者・地域のみなさま、よろしくお願いいたします。
令和7年4月1日 校長 金子佳生