今日の給食 〜一口メモ〜
- 公開日
- 2011/02/17
- 更新日
- 2011/02/17
給食
今日の給食は、セルフフィシュサンド・牛乳・ワンタンスープ・ほんかんです。
今日の給食で使われているぽんかんは愛媛県の宇和島産のものです。食べるということは楽しみなもので、心を癒してくれる一番のものと思っています。サッカーの選手を育てる食事の担当者であるチーフの方も「食事は落ち込んだ心を励まし明日への活力につなげることが最大の目的で栄養を考えるのはその後。」と答えていました。本当にその通りだと思います。
人間の体はとても良くできていて楽しみながらよく食べ物を噛むと次のようなことが行われます。
1 機械的な消化と消化酵素による科学的な消化で口の中の唾液によってデンプンやグリコーゲンが分解されます。
2 胃では胃液が出て食べ物とよく混ざります。胃液は塩酸・ペプシノーゲン・粘液が主な成分です。塩酸は強い殺菌作用があるので食べ物の腐敗や発酵を防ぎます。ペプシノーゲンは塩酸によってペプシンという消化酵素になりたんぱく質を分解します。粘液は強酸の塩酸から胃液を守る役割があります。
3 十二指腸・空調・回腸の小腸に食べ物が入るとここでは脂肪の消化吸収も始まります。膵臓からは膵液が出て消化しやすい小さい脂肪の粒子になります。胆嚢からは胆汁が出て極小の脂肪の粒子になって吸収されていきます。小腸では栄養素の本格的な消化吸収が行われます。
人間の体の営みには余分なものはないように思えますがいかがでしょうか。
給食一口メモでした。