3年 消防署見学
- 公開日
- 2025/12/04
- 更新日
- 2025/12/04
学校の様子
3年生が消防署見学をしました。
社会科の学習で成城消防署にお邪魔して、
地域の安全を守る仕事について学びました。
3つのグループに分かれて案内していただきました。
【消火器の使い方グループ】は、水を入れた家庭用消火器を使って操作手順を教わりました。火の近くまで運んでからの手順は
1 安全ピンを抜く
2 ホースを手に持ち、狙いを定める
3 レバーをにぎる
です。一般的なサイズの家庭用消火器は、約30秒しか使えません。
代表して体験した子どもたちは、消火器の重さに困惑しながらも、
教わった手順通りに操作して火元に見立てた的に向かって放水できました。
体験後に感想を聞くと「的に当てるのが難しかった」「練習したらコツがわかってきた」と話していました。
【施設見学グループ】は、パソコンがたくさん置いてある部屋や仮眠室、食堂などを見て回りました。見学途中に火災発生を知らせる放送が入り、隊員の皆さんに一斉に緊張感が走りました。質問はありますか?と聞かれると「食事中に火事の知らせがきたときはどうするんですか?」という質問が。一般の人よりも早い時間帯に食事をすませるよう工夫しているとのことでした。火災が発生したら食事の途中でも出場するため、戻ってきたら食事が冷めていることもあるとのお話に、子どもたちは驚いていました。
【早着替えグループ】は、火災現場に迅速に向かうための工夫について話を聞きました。酸素ボンベなどの装備品も含めると、消防士さん達が使う防火服は計20キロもあります。担任の先生が試着しましたが、重くて動きにくいと苦労していました。
防火服を着用する時間をできるだけ短縮するため、たくさんの工夫をしていると教わりました。1分足らずで着替えて出動準備をすませる消防士さんの仕事について詳しく学習することができました。お忙しい中ご協力してくださった成城消防署の皆様、ありがとうございました。