本日全校朝礼がありました。校長先生からのお話の後、ソフトテニス部男子、ソフトテニス部女子、サッカー部、校外での活動（水泳、柔道）の表彰がありました。また、標準服の着方について、生活指導部の先生よりお話がありました。

「ファインプレーよりフェアプレー」

　先日ラグビーワールド大会イングランド大会で、日本代表が強豪の南アフリカを破ったことが大きな話題となっています。
FBのポジションにいる五郎丸選手のポーズを知っているみなさんもいることでしょう。
　私は、この試合を見ていてとても感動しました。それは、日本代表チームの選手たちが、最後まであきらめずに勝つために攻め続けたからです。基本に忠実に、反則をせず、泥くさく攻め続けたからです。それが気迫となり、この一戦にかける思いがテレビを通して伝わってきました。
　日本代表はこの一年間、160日に及ぶ長い合宿を行い、朝５時から練習するというハードワークをこなしてこの一戦にかけたそうです。ハードワークがきつくてごまかしたくなる時でも、全員が辛抱強く練習し、一つ一つ小さな成果を積み上げたそうです。こうして、日本代表チームは『出場全チームで最も印象に残るチーム』になりました。
　そこにはファインプレーという派手なプレーはありません。しかし、地道にボールをつなぎ、反則を犯さず正々堂々と戦った姿が人々に感動をもたらしたのです。
　私はみなさんにこうした生き方を学んでほしいと思います。奇をてらって派手な行動や目立つことをして人々の関心を引くのではなく、地道に、そして激しい努力をし、一歩一歩積み上げ、正々堂々と行動してほしいと願っています。
　ロードレース大会、そして期末考査に向けて、考えてみてください。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（朝礼講話より；池田校長先生）