学校日記

ワンハンドレ ピーポ ネック

公開日
2025/01/24
更新日
2025/01/24

できごと

百人一首という言葉を英語にしようと、一年生が考えていました。百だからhundred 人はpeople、首はneck、確かに一対一の英語はそう考えることができます。よく出来ました!と言いたいところですが、翻訳では言葉の主旨を汲み取るのが、とても大切です。百人一首の「首」というのは、和歌を数える単位です。日本語は、この数える単位がとても豊かな言語(〜匹、〜本、〜膳など)です。英語にもあるにはあるのですが、箸だから、とか数字によってヒキやピキなどと音が変わることはありません。だいたいpieceと言ったり、詩ならばpoem(詩)やverse(詩の一編)のような普通の名詞を使って数える単位に代用してしまうと思います。
しかしそんなことを考えるほど、一年生は今日の百人一首大会に向けて、そして詩の世界に没頭していたようで、すごいなぁと思いました。