【 メ ニ ュ ー 】

・チリビーンズドッグ

・パリパリサラダ

・秋野菜の豆乳シチュー

【 産 地 】

にんにく・ごぼう：青森　　人参・玉ねぎ・豚ひき肉・鶏もも肉（シチュー）・じゃが芋・生クリーム：北海道　　シュレッドチーズ：アメリカ・オランダ・デンマーク産　　きゅうり：埼玉　　キャベツ：愛知　　小松菜：茨城　　しめじ：長野　　豆乳：アメリカ・カナダ産大豆　　鶏ガラ・調理用牛乳・米粉：国産　　レンズ豆：アメリカ産

【 今日の 一言 】

　今日から２年生の職場体験が始まります。給食室の作業量も減りはしますが、いつもとは違う割合になる分、予想外のトラブルや味の変化が起こることがあります。そういったことに注意しながら、いつものように美味しい味になるようがんばって作りました。２年生の生徒たちも、実りある実習体験になることを願っていますので、がんばってきてください。

　秋野菜の豆乳シチューは、いつものシチューに「旬の食材」を特別に加えています。その際に、いつものシチューの美味しさを崩さないように、量や食材同士のバランス、食感などに違和感が出ないよう配慮しています。

　使った食材は、ごぼう、しめじ、小松菜です。ごぼうは苦手な人も多く、世界中でも食べる国自体が少ない食材ではあります。しかし、火を通すことで甘味が出て、肉のジューシーさとも味がよくなじみ、シャキシャキの食感もうまく活用すれば「美味しい！」と思わせることができます。砧中で人気の「じゃが芋の金平炒め」という料理の残菜の少なさからも、そのことがわかると思います。

　そして、秋といえばきのこ！しめじなどのきのこはダシ・うま味の宝庫です。これもうまく使うことによって、おいしさアップと見た目から季節を感じさせることができます。そして、パセリの代わりに小松菜を使うことで、栄養価もアップします！

　さらに、今日のサラダは人気No.１の「パリパリサラダ」です！ワンタンの皮を小さく四角に切って、油で揚げます。すると、スナックのようにパリパリ、サクサクの食感となり、それをサラダの上に散らせば、とっても美味しくなります！油のコクと子供が好きなサクサクの食感で、サラダが苦手な子でも食べやすい料理です！

　家庭でなら、ワンタンの皮以外でも、冷蔵庫で余った餃子・春巻き・しゅうまいの皮などで応用が効くと思います。ただし、揚げ物は危険なので、十分に注意してください。給食でも、大人気だからといってワンタンの皮を多くしてしまうと、大変危険なことが起きることがあります。大量のワンタンの皮を揚げていき、ザルによそう。そこで、あまりに量が多いと、中心部が高温となり、信じられないことにワンタンから火の手が上がることがあります。ワンタンに黒焦げの部分ができるだけでなく、最悪火事の原因にもなるので、揚げ物は本当に細心の注意を払ってください。

　料理は全ての事象を把握することが難しく、常に予想外のことが起こりうる分野です。そんな中でも、いつもどおりに安全で美味しい給食ができるよう、今後も私たちはがんばっていきます。なのでみんなも、特に２年生もがんばれ！

栄養士　岩黒