第2回学校運営委員会
- 公開日
- 2019/06/29
- 更新日
- 2019/06/29
おしらせ
昨夕、第2回の委員会が開催されました。
運動会の報告の後、
先日報道された都立学校でのスマホ持ち込みについて
多角的な議論が行われました。
防犯や災害対策、授業での活用など
持ち込み容認の背景を確認した後、
委員からそれぞれの意見が出されました。
○持ち込みの賛否を論じる前に
情報機器の持つリスクを徹底する学習の必要性。
○防災の観点からは持たせることで
保護者の安心につながる。
○時代の変化の中で、禁止だけでは難しい。
○保護者の安心と子どもへのリスクの
どちらをとるべきか。
○四六時中スマホ浸けの子どもに対して
学校にいる時間だけはノースマホが良いのでは。
○歩いて通学する小中学校では、安全対策は
まずは「こども110番」や避難場所の確認ではないか。
議論は尽きず、予定の時間を越えました。
学校側の意見としては
・スマホトラブルに対して責任の所在が不明確な現状のまま
安易な容認は、学校と家庭の信頼関係にも影響する。
・不適切動画の拡散など一部によるトラブルが
多大な混乱を招くリスク。
・学校が毎日預かって返却する中で、
万が一故障した場合の保障や業務量の拡大。
・容認した場合の登下校時の悪用を防ぐための
「地域見守り隊」などの整備が先。
などの理由により、時期尚早という考え方が示されました。
今後、区教委のスタンスなども確認して、
引き続き議論を継続していくことになりました。