日記

本日の入学式での校長先生の式辞です。

公開日
2015/04/07
更新日
2015/04/08

できごと

「春の花が咲き誇り、生命の輝きを感じる季節になりました。今日のこのよき日に、ご来賓の皆様方をお迎えし、保護者の皆様や二・三年生の皆さんが見守る中で、第六十九回入学式が挙行できますことに心から感謝いたします。
 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。この三月、学び舎の弦巻小学校の卒業式、一人ひとりが舞台の上で自分の「夢」を発表しているのを見ました。私は駒沢中学校の校長として、皆さんの夢を引き継ぐ責任の大きさと重さを感じ、ぜひとも夢をかなえてあげたい、夢に向かってがんばれる環境を整えてあげたい、心からそう思いました。
 皆さん自身も、今日から中学生として、夢の実現に向けて努力することが大切です。そのために必要な心がけが三つあります。それらは、駒沢中学校の校訓「向学・誠実・調和」です。
 まず「向学」です。学びに向かうと書き、意味は「勉強する」ということです。中学校授業で習うことは、人生の基礎・基本です。どんなことより勉強を優先し、三年間で確実に身に付けてください。
 次に「誠実」です。これは「まじめにがんばる」ということです。授業、生徒会活動、たくさんの行事、部活動、そして毎日の学校生活すべてに一生懸命取り組んでほしいと思います。
 最後に「調和」です。これから出会う友だちや先輩、先生、地域のたくさんの人たちとの心のつながり、かかわり、思いやりを大事にして、「協力して考え、仲良く活動する」ことの楽しさを感じてくれればうれしく思います。
 また、距離は離れていても、四年前の東日本大震災で被災された方たちの悲しみを思うと、私はその方々の幸せを願わずにはいられません。皆さんも、きっと同じだと思います。人の悲しみを自分の悲しみとし、人の幸せを自分の幸せと思える、心が広くて優しい人であってほしいと思います。
 さて、保護者の皆様、お子様のご入学おめでとうございます。皆様が心から慈しみ育てられたお子様を、私ども教職員一同、心を込めて、今日から大切に教え、育ててまいります。皆様のご支援とご協力をお願いいたします。
最後になりましたが、本日ご多用の中、ご臨席くださいましたご来賓の皆様に感謝し、今後も変わらぬご支援をいただきますようお願い申し上げ、式辞といたします。」
 教室の校訓を見て、式辞をあらためて読み返してみましょう。(副校長)