今日の言葉「アナログ」と「デジタル」
- 公開日
- 2020/04/28
- 更新日
- 2020/04/28
できごと
最近、学校からみなさんに電話連絡をしています。みなさんの声を直接聞くことができ私たちも安心できますし、逆に皆さんの気持ちを少しでも共有できるのも大切なことだと思います。
課題への取り組み方も様々で先日電話したご家庭の中には、暗記する時は書いた方がやりやすいという意見があり大変共感しました。一方、タッチペンでやると楽しいという声もあり、利便性も捨てがたいとも感じました。
さて今日の言葉です。
皆さんは「アナログ」と「デジタル」という言葉にどのようなイメージを持っていますか。
アナログはダサい、デジタルはおしゃれ?!
アナログは古い、デジタルは新しい?!
例えば、計算機とそろばん。どちらも計算に使いますが、どちらがどちらだと思いますか。
正解はどちらもデジタルです。
では「アナログ」と「デジタル」の言葉の定義はどんなものでしょうか。
アナログ(英: analog、アナローグ)は、連続した量(例えば時間)を他の連続した量(例えば角度)で表示すること。
デジタル(英語: digital,ディジタル)とは、整数のような数値によって表現される(飛び飛びの値しかない)ということ。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ちょっと難しい話だと感じた人もいるかもしれません。
また、一般的には
「アナログ」=手動、
「デジタル」=自動
という意味でも使われたり、
俗語では
「アナログ」=時代遅れ・ローテク、
「デジタル」=先進的・ハイテク
という意味でも使われたりすることもあります。
国語の問題文(入試など)では知っているつもりの単語が何を言っているのかよくわからないという現象が起きます。
1つの言葉でも文脈で意味がゆらいでくるのです。使い手によって意味が大きく変わってしまう言葉は要注意です。
このような時だからこそゆっくりと1つ1つの言葉と向き合えるのかもしれません。
国語科