4/30(木)音楽と世界史
- 公開日
- 2020/04/30
- 更新日
- 2020/04/30
できごと
皆さん、こんにちは。世田谷区では5月末までの休校となることが決まりました。学校では休校長期化に備えるために、次のステップに進むための学習課題を準備しています。あらためて課題配布についてはお知らせしますので、しばらくお待ちください。
さて、本日は音楽の話題です。音楽には人の心を動かす大きな力がありますね。また、気持ちをリラックスさせたり、勇気づけられたりします。楽曲には、作られた時代背景が少なからず影響を与えていると思いますが、歴史上有名な作曲家のエピソードを紹介します。
〇ベートーベン作曲 交響曲第3番「英雄」
タイトルの「英雄」とは、ナポレオン。ベートーベンはナポレオンのことを、フランス革命の理念でもある自由精神・人間解放のために戦っている英雄だと考えていた。ナポレオンは平民であり、ベートーベンの祖国ドイツは未だに統一されていない…。ベートーベンは英雄ナポレオンにこの曲の写しを送るつもりだった。しかし、1804年にナポレオンの皇帝即位を知ったベートーベンは、怒り狂って準備していた楽譜の表紙を破り、楽譜を床に叩きつける。その表紙には、ナポレオンへの贈る言葉が書かれていた…(諸説あり)
このエピソードを知った上で聴いてみると、また違った味わいになるのではないでしょうか?動画配信サイトで視聴できますので、ぜひ聴いてみましょう。おすすめは、カラヤン指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の演奏です。
また、音楽の教科書を発行している音楽芸術社のホームページは自宅学習向けのコンテンツが充実しています。参照してください。(桝田)
〇教育芸術社 自宅学習支援コンテンツ