学校日記

20191119tue_ENGEED開始!

公開日
2019/11/19
更新日
2019/11/19

I組

朝学習(百人一首)

2時間目(技術)

3時間目(技術)

4時間目(総合)



今は世田谷中の試験期間中。給食がありません。

技術ではいよいよ、各自に木材キットが渡されました。どの棚をつくるかを選んで、寸法を測ります。これが意外と時間がかかります。

後半は座学。

木材のメリット、デメリットや特徴などを学びました。



4時間目には探求型キャリア教育の導入。

この授業には「正解」も「間違え」もありません。

日本の教育の95%は「正解主義」で、そこに問題点があると訴えている方もいます。https://globis.jp/article/5158

(記事の一部を抜粋します)

恐らく日本の子どもたちは、経済的には世界で最も豊かだ。なのに「自分はこのままでいい」「自分はOKだ」「自分の未来は開かれている」といった自己肯定感が世界一低い。なぜか。非常に大事な論点だと思う。

結論から言うと、僕はその原因が日本の教育における「正解主義」にあると考えている。正解しか認めない。正解以外の人はダメ。そういう教育をしているから。

今、教育の95%は正解主義で、そうじゃない教育は、どれほど良い私立でも5%程度。正解のない、僕がやっている「よのなか科」のようなことを徹底的にやる学校はほとんどない。大学にもない。

そういう正解主義や情報処理型の教育を変えないといけない。(記事はここまで)



授業のあと、「『答えのない問い』には答えられない、難しい」と言う人が何名かいました。

そして、こうも言っていました。

「正解が分かるものしか答えたくない」

そうだよね。難しいよね。

今までずっと「正解」を導くことが正しいって勉強してたもんね。「正解」を出せば褒められるし、間違えば訂正されたり、叱られたり、バカにされるなんてこともあったかもしれないもんね。

そんなみんなも10年後にはきっと社会に出ます。その社会でみんなが出会う課題や問題には、あらかじめ用意された「正解」はありません。社会の中で、正解は自分でつくり出していくものなんです。



みんなは10年後、どんなふうに生きたいですか?

大人になって、社会に出て、職場に行く時、毎朝どんな表情でいたいですか?

そのために必要な力は何だと思いますか?

それを身につけるための授業をしていきます。



自分が考えたり、行動したりすると、周りの人や環境を「もっと」よくすることができる。

この考え方を持つために、世の中に対する自分なりの意見を持ち、組み立て、表現する力を身につけていきます。

そして

「自分が選んだ道を正解にする力」

を手に入れましょう。