20200514thu_1_ひろりん先生からのお話
- 公開日
- 2020/05/14
- 更新日
- 2020/05/14
I組
今日は、ひろりんです。
前回のお題の私の一首、1週間遅れてしまいましたが、載せます。
このたびは 幣(ぬさ)もとりあへず手向山(たむけやま)
もみぢのにしき 神のまにまに (菅原道真)
(現代語訳)
今回の旅には幣を用意していなかった。
手向山の紅葉の錦を神にどうぞ。
この句には、たっぷり仕掛けがほどこしてあります。
「このたび」は→「この度」と「この旅」の掛けことば。
「幣(ぬさ)」には「贈り物」という意味もあります。
私はこちらを採用。
「手向山(たむけやま)」は、「山の名前」と「神に手向ける」
という2重の意味があります。
紅葉の錦の「錦」は紅葉の美しい色合いのたとえと、
当時高貴な人への手土産に良く使われた高級織物「錦」
の両方を表しています。
最後の「まにまに」は「随意」と書き神様のお好きなように、
(お土産だから)という意味なのですが、
それに加えて川の流れの間の間に漂う
紅葉のイメージが思われて美しいと思いました。
それで、そこらへん汲(く)んで現代語意訳すると…
「ごめんごめん、今回はお土産忘れちゃってさ〜。
この山の紅葉を錦だっちゅうことで受け取ってよ。
ほら、川に流れてる紅葉もきれいだから〜」(ひろりん訳)
ちゅうことになり、めっちゃサラリーマンっぽくて、可愛い^^
ということで、この一首が好きになったのでした。
さて、話は変わって、休校期間中にひろりんが宿題にして
自分でやっていること↓
1.作品制作(絵画です)
2.当季雑詠で、月10句をまとめ、友人に送る。(3月〜9月まで)
3.数1(高校1年の数学)をもう一回やり直す。(できれば数2B→数3と進みたい)
何でか?とか、どうやって?
というお話はまた来週。
今のところ、めっちゃ進んでません。
全部しっかりできたのは1日だけ。
全然出来なかった日が2日。(5月から始めて、5/6現在)
悲しいです(T_T)
来週までに少しは進めておきたいと思います。
今週は美術のお題は特になし。
今までのお題でやっていないものにトライしてみたり、
学校の課題進めたり、各自がむばって下さい。
私もがむばります。