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学校日記

美しい日本語週間 10月15日(水)

公開日
2025/10/16
更新日
2025/10/16

できごと

毎年、9月か10月の美しい日本語週間で日本語について、校長講話、日本語について時間を作っています。深く考えるために、学年ごとにテーマの違う日本語を選んで、ポスターセッションをしています。今年はどんな日本語が出てくるのやら。楽しみです。

校長講話では、以下のようなお話をしました。

今週から美しい日本語週間です。
これは、世田谷区が教科日本語の授業が始まってからの取り組みです。
言葉は文化、その文化が受け継がれるように、正しい日本語が風化されることがないように、言葉で思いが伝えられるように、日本全国世田谷だけが作った教科です。
教科日本語は、平成19年に作られて、今なお続いています。
小学校1年から中学3年まで。
小学校の日本語何やったか覚えていますか?
国破れて山河あり、
子曰く、
春はあけぼの
など、音読しませんでしたか?
日本語の響きやリズムを味わうための学習でした。
耳に残る言葉。
千年も前から受け継がれてきた言葉の意味を分かるというより、響きを味わったのです。
心に、耳に残っていませんか。
残っていなくても、こころに刻まれてます。

さて、
毎年校長先生から、
今日は、日本語の持つ力についてお話します。

私は
日本語には、私たちが普段使う言葉だけでなく、心を豊かにし、人とのつながりを深くする不思議な力があると思います。
日本語だけでなく、
それぞれに自分の住んでいる、生まれた国の言葉があると思います。
母国語とも言いますが、日本語同様、同じ力を持っていると思うのです。

その力を育むための「美しい日本語の習慣」を、皆さんと考えたいと思います。

1. 言葉は心を映す鏡

言葉遣いは「心の状態」を表します。
 丁寧な言葉、温かい言葉は、相手への思いやりや尊敬の気持ちを伝えます。
一方で、乱暴な言葉や人を傷つける言葉は、周りの人の心も曇らせ、不快にさせてしまいますが、それと同時に、自分の心も傷つけて痛めつけているのです。
心がトゲトゲになるってこと。

「美しい言葉」とは、単に丁寧な敬語のことだけではありません。 例えば、「ありがとう」「ごめんなさい」という素直な感謝や謝罪の言葉。これらは、人間関係を円滑にし、お互いを尊重する上で最も大切な言葉です。
だから挨拶が大切と言い続けるのです。
弦巻は、あいさつ!!
だから、それを意識して、日本語を使ってほしいのです。

美しい日本語は、心を豊かにする。

美しい日本語を身につけるために、ぜひ意識してほしい習慣を二つ考えました。

みなさんもぜひ考えてみて教えてください。