修学旅行一日目45 4月24日(水)
- 公開日
- 2024/04/24
- 更新日
- 2024/04/24
できごと
平和集会です。
校長先生からのお話(一部抜粋)
「背後から虹のような光が目に映り、強烈な爆風で吹き飛ばされ、道路に叩きつけられました。」これは、これは16歳で被爆し、背中に真っ赤な大火傷を負った谷口稜曄さんが語った体験です。
谷口さんは、語り部として、世界に原爆の実像や被爆者の苦しみを伝え、『長崎を最後の被爆地に』と強く訴えられました。
谷口さんは6年前にこの世を去りましたが、生前、次の言葉を遺しました。
「過去の苦しみなど忘れ去られつつあるようにみえます。私はその忘却を恐れます。忘却が新しい原爆肯定へと流れていくことを恐れます。
なぜ、今長崎に修学旅行に来るのか、平和について考える必要があるのか。
谷口さんの言葉が私達にそれを教えてくれます。
わたしたちもこの思いを受け継ぎ、今日、明日の平和学習につなげてほしいです。