学校日記

11月9日

公開日
2020/11/09
更新日
2020/11/09

校長日記

秋が深まってきました。朝会では6年生から、アメリカ大統領選についての分かりやすい話と、水泳ができなくて残念なこの夏だったけれども、ピンチをチャンスにという話がありました。どちらも自分の想いを伝えるいいスピーチだったと思います。

校長先生の話から〜
今の社会はとても便利で暮らしやすくなりましたが、一方でいろいろな事件や事故が多く発生しています。みなさんの周りをよく見ると危険がいっぱいです。
ここに養護の清水先生からお借りした学校保健日誌があります。保健室で手当てをしたけがや病気の記録が書いてあります。先週の木曜日は、何も記録がなく安心でうれしい日となりましたが、毎日何人かはけがをしたり、体の具合が悪くなったりしています。
校庭で衝突した、転んだ、ねん挫した、学校のなかでもいろいろな危険があることがわかります。
そのほか、登下校中の交通事故、自転車事故、不審者による事件、誘拐、地震や水害、火災などの大きな災害、上げればきりがありません。災害によっては、人間の力ではどうすることもできないものもありますが、事故・事件のなかには普段からの心構えと日頃の訓練によって未然に防ぐことができるものも多いです。
学校では、遊びのルールを守っていなかったり、廊下の歩き方に気を付けていなかったり、本人が招いた原因があることが多いです。
先日、地域の方から、厳しいご意見をいただきました。
道路の歩き方についてです。「雨の日に傘で遊びながら歩いているのをよく見かける。大変危険である。」「子どもたちが固まって密になって歩いていて、道をふさいで迷惑している。」「道路では密を作らず、静かに歩いてもらいたい。」
その通りだと思います。これまで、気を付けて歩いていた子もたくさんいると思いますが、地域の方から見て、直してもらいたいと思うような歩き方の子どももいたのかもしれません。
自分の命はじぶんで守る、が基本です。学校でも家の周りでも、どこでも気を付けて生活してほしいと思っています。