学校日記

WSK 区議会議員の方のお話

公開日
2020/12/08
更新日
2020/12/08

5年生

5年生は、総合の学習で世界の子どもたちが抱える問題について調べ、自分でできることはないか考え、実行するという学習をしています。
5年1組では、孤食や水問題、児童労働問題について調べている子どもたちが、「世田谷区の施策を知りたい。」「子ども食堂を増やしてほしい。」などの質問や意見を、世田谷区議会に伝えるために手紙を書きました。
もうすでに何通ものお返事をいただいている中、今日は世田谷区議の小泉たま子さんが学校まで来てくださり、質問に答えたり、ご自身のNPO活動の経験をお話してくださったりしました。私たちの住む日本の近く、アジアの国々にも、貧困のため学校に通えない子ども、きれいな水を飲めない子ども、家族のために労働を強いられていたり売りに出されてしまったりする子どもが、今も多くいるという現実を教えていただきました。実際に活動をしていた方の生の声を聞くことができ、とてもよい学びとなりました。
「今、私たちにできることはなんですか」という質問には、「身近でできることを、継続すること」であると学びました。また、すぐに「嫌い」と思うのではなく、「苦手だけれど、自分から歩み寄って仲良くなってみる」ということも伺いました。人間関係だけでなく、どんなことにも通じる大切なことです。子どもたちには、自分事として受け止め、意識して生活してほしいと思います。

最後には、「お手玉日本チャンピオン」の腕を見せていただきました。さすが、チャンピオン。全く芯がぶれず、永遠に続けられそうな腕前に、驚いた子どもたちです。