続いて、中学校でも使うガスバーナーの使い方を全員で練習した後、最後に過熱水蒸気の実験をしました。過熱水蒸気とは、調理用レンジで最近使われている、水蒸気で焦げ目がつくというあれです。丸底フラスコの中の水を過熱し、沸騰してゴム栓につないだ銅管から吹き出す水蒸気をガスバーナーで過熱すると、吹き出す水蒸気は300度以上になります。すると紙の発火点を上回っているので、紙が焦げるというものです。安全に配慮し、安全めがねを着用して行いました。小学校の枠を超えた内容の実験でしたが、子どもたちは真剣に取り組み、トラブルもなく実験できました。実験の楽しさ、おもしろさを感じてくれたかなと思っています。