おはようございます。
新しい学年になって一週間が過ぎました。新しいお友達ができたり、今までのお友達からまた、別のよい所を見つけたりしたよという人はいませんか。
　私たち人間は、一人として同じ人間はいません。隣の人や前や後ろの人を見てみてください。顔も違うし、髪の毛も違います。背の高さも違うし、体格も違いますね。同じクラスでまた同じ学年でも、一緒に遊んだり勉強したりすると、自分と同じ人はいないので、感じ方や考え方、表現の仕方が違うことに気が付くと思います。
　また、少しつきあってみると、性格や趣味、また好きな食べ物や遊びやスポーツなど、それぞれ違うことに気がつくでしょう。
　
例えば、食べ物１つとっても、私は、お寿司が好きです。でも副校長先生は、くだものが好きです。
　（また、もう1つの例を挙げると、今私は、「よいところ・すばらしいところ・とくいなこと」と書いてある画用紙をもっています。この紙1枚を見ても、「ある人は、なんで色を変えてかいてあるのかな。」またある人は、「ところという字が小さいな。」など人によって様々なことを考えていることでしょう。）

このように自分と同じ人はいませんね。でも、だからいいのです。自分と違う人を認め、そして、その人の良い所やすばらしい所 、得意な所を見つけることで、私たちは、いろいろな事を学んでいきます。人との関わり方、楽しく遊ぶためにはどうしたらいいか、自分の思っていることや考えていることを伝え、友達の思っていることを聞き、思いやりながら一緒に生活したり学んだりしていきます。
ぜひ友だちや先生、主事さん、お家の人、地域の人など、自分とはちがう人のよいところをたくさん見つけてほしいと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　これでお話をおわります。