おはようございます。
１５日は、駒沢小学校の音楽会、全校の皆さんが素敵な合唱を発表してくれました。各学年の美しい歌声に校長先生はとても感動しました。どの学年の子どもたちも、素直な心で素敵な歌声を披露してくれました。お客様が「あまりにもすばらしくて涙が出るほど感動しました。」「どの学年の合唱も素敵でした。」とおっしゃってお帰りになりました。本当にありがとうございました。　　
　そして展覧会。みなさんはお友達や他の学年の作品はもう鑑賞しましたか。校長先生も全員のすばらしい作品を見せてもらいました。各学年の作品について少し触れたいと思います。
１年生は、「のってみたいないきたいな」かぶとむしやボール・ケーキ・そらのくもなど好きなものに乗って旅にいきたい世界を自由に想像し、絵の具でのびやかに描いています。「おもしろハット」厚紙の切り方を工夫し、きれいな飾りなどをたくさん付けて作りました。見ているだけでハットするほど心が華やかになります。一人一人の笑顔や夢がびっしり詰まっている作品ですね。
２年生は、「ハッピー雨の日」雨の日が楽しくなるように画用紙一杯に大きくかかれた私やぼく。素敵なかさを伸ばし、ながぐつをはいて、かえるやかたつむりや好きなものも一緒、見ている人もハッピーになります。「ゆめみるゆめまくらの絵」柔らかいふわふわのゆめまくらで寝ると・・雲の上にのっていたり、きょうりゅうやゴジラがでて来たり、そらのゆうえんちでたくさん遊んだり・・　　楽しい夢がどんどんふくらんできますね。「フクフクロ」も独創的な動きが楽しいですね。
３年生は、「ずっこびと絵の具の国にあらわれた」ずっこびとって図工の小人。一人一人が考えたすっこびとが絵の具の国をぼうけん、カラフルなパーティーやパズルの世界に現れた「ずっこびと」を想像しながら鑑賞してください。「キラキラの絵」は、キラキラした材料を切ったり、重ねたりしながら細かいところまで工夫してありますね。夜の火山やお月見大会など物語をイメージして、楽しいキラキラした素敵な作品に仕上がりました。「王様とイス」魚が好きなアザラシ王・ねこ王女・マカロンがすきな王女様など、様々な王様が登場。思い思いに考えた王様の椅子は、木を組み合わせたり初めて釘を使ったり、むずかしいところも頑張って作りました。
４年生は、「春を感じて」、見ているだけで暖かな春の風や花の香り、冬眠からめざめた動物の声など聞こえてくるようですね。「本ものがたり」ぼろぼろに古くなってしまった本が４年生の魔法の力で、こんなに素敵に蘇りました。それから、電動糸のこぎりでいろいろな形に切って「つないでつないでいい形」、踊っている人・おもしろいオブジェなど、豊かな発想が光っています。
５年生は、「彫り進み版画」に挑戦しています。重なり合う色や形を意識して丁寧に創り上げていて感心しました。「ギターとエプロンと花のある絵」描く人の視点や思いが画面いっぱいに広がっています。「時を告げる私の時計台」世界に一つしかない私の時計台、お家やお部屋に飾ったら、きっと素敵なときを告げるでしょうね。そして、初めての家庭科の作品。ネームプレートとトートバック。一つ一つ全部ちがうバックを初めてミシンで縫いました。工夫したところや苦労したあとが伝わってきます。だからこそ愛着をもって、いつまでも使いたいマイバックですね。「流れる時をつかまえて」プロのカメラマンのように瑞々しい感性でその一瞬をとらえ、シャッターを押し、その時をつかまえました。
６年生は「お祝いの花」コンテで描いた花たちが生き生きと咲き誇り、１年生の入学式を思い出しました。それだけ素敵な作品に仕上がっています。「カチッとトロッと生まれたカタチ」、シーツやシャツなどの布が液体粘土で大変身。６年生の発想がすばらしいです。「守るゾウ」一つ一つの作品が表情や体の動きなど細やかなところまで工夫したことが伝わってきます。集合作品の「ランプはんが」も丁寧に仕上がっていてつい見入ってしまいます。力作です。
家庭科では、一針一針心を込めて完成したランチョンマット、そして、すてきなエプロン、自分で制作したエプロンをして作った料理はまた格別でしょうね。
どの学年のどの人も、思いや願い、夢を乗せてのびのびと表現し、工夫しながら最後まで丁寧に心を込めて創り上げました。

たくさんの先生方に指導をしていただきましたが、代表して図工の光眞先生に感想を聞いてみました。
「一人一人が心を込めて作品をつくっていました。鑑賞ではじっくり友達の作品を見て、よさを感じ取っていましたね。図工も音楽も家庭科もすぐに作品ができあがるのではなく、日々、努力した結果のものです。みなさんの努力が形になり、素敵な展覧会・音楽会になりました。」
とうれしいお言葉をいただきました。

皆さんの大切な作品が、１階から３階まできれいに飾られ、まるで駒沢小学校の美術館のようです。あと２日間は飾ってありますので、また、じっくりと鑑賞してください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
これでお話をおわります。