学校日記

4年生総合 〜フードロスって何?〜

公開日
2020/09/26
更新日
2020/09/26

できごと

食べ残しや売れ残り、期限が近いなどの理由で、
食べられるのに捨てられてしまう食品があります。
食べ物が無駄になることを「フードロス」といいます。
世界では、9人に1人が飢餓を経験している一方で、
世界の食品の3分の1が廃棄されています。
この問題に対して、4年生では、自分たちに
できることがないか考えました。出た意見から、
給食の残菜減らしに1週間取り組みました。
栄養士の山口先生や調理員さんにもご協力いただき、
4年生の残菜の写真と計量をしていただきました。
4年生全体の残菜がどのくらいになるか
記録しておき、翌週にどのくらいのフードロスが
解消されたか確認することになっています。
残菜の写真とそれが、おにぎり何個分に
相当するのか1日ずつ確かめていきます。
9月14日(月)おにぎり11個分、
9月15日(火)4.9個分、
9月16日(水)3.6個分、
9月17日 (木)2個分でした。
徐々に少なくなる残菜に子供たちから歓声が
上がります。最後の18日(金)これがなんと、
0.8個分でした。4年生のそれぞれの教室から
「おお!」という声が出ました。
4年生全体でおにぎり0.8個分の
残菜まで減らせたのです。
今回の取り組みの振り返りで子供たちから、
「もっと続けていきたい。」「0にしたい。」
「食べ残しをなくしたい。」という意欲的な
声が聞こえてきました。
食べ物を無駄にしないという意識を
一人ひとりが向けることで大きな結果を
生み出すことが分かった1週間でした。
今後もフードロス削減に向けて、
4年生の取り組みは続きます。
山口先生、調理員の皆様、ご協力ありがとうございました。