2/1 全校朝会 校長先生のお話 「やりぬく心」
- 公開日
- 2021/02/02
- 更新日
- 2021/02/02
できごと
今日は、『がんばれゼッケン「67」』について話します。
前回の東京オリンピックは昭和39年、1964年の
10月10日に開かれました。
東京オリンピックの陸上、1万メートルの決勝の時の
ことです。38人中、9人が途中棄権するほどつらい
競技です。次々と選手がゴールしました。その中を
最後のランナーが入ってきました。
ゼッケン「67」、スリランカのカルナ ナンダ選手です。
ゴールしたかと思ったら、まだ走り続けています。
実は3周遅れだったのです。
最初は冷ややかに見ていた観客も、脇腹を抱えて苦しみな
がらも、走りぬき、ゴールしたカルナナンダ選手に、
感動し、優勝した選手以上の惜しみない拍手を送った
そうです。
最後まであきらめずに、走り続けたカルナナンダ選手は、
勝ち負け以上に大切なことがあることを教えてくれました。
2月の人格の完成を目指しては、「やりぬく心」です。
皆さんも、カルナナンダ選手を見習って、
何事にも最後までやり通す強い心を育てましょう。