6/13 全校朝会 校長先生のお話 「時の記念日」
- 公開日
- 2022/06/14
- 更新日
- 2022/06/14
できごと
6月10日は「時の記念日」でした。この日がつくられた理由は昔の日本人の時間の感覚にあります。昔の時間に対する意識は今より大雑把なもので大正時代でも時間に遅れると言うことが頻繁にありました。そのころ人々は「お昼のドン」というお昼の時報としてならされる陸軍が発射する大砲の音を頼りに行動をしていました。しかし、その「お昼のドン」でさえ、数秒ずれることがありました。
もし、今の時代にこのように時報がずれてしまうことがあったらどうでしょうか。電車に乗り遅れたり、事故や大混乱が起きてしまったりするかもしれません。
そこで、「ヨーロッパやアメリカなどをはじめとして先進国のように、正確な時間の意識をもって、生活を合理化していこう。時間に対する意識を高めたい。」という気持ちで「時の記念日」が制定されました。
日本人の真面目で働き者の性格から時間の意識はみるみるうちに高まり、今では世界に誇れるほど人々は正確な時刻で行動できるようになりました。
桜丘小学校でも「花の子スタンダード」の1つ目にチャイムの合図で学習を始めると書かれています。それも時間を守ろうという気持ちと同じことです。学校では、立派な大人になるための準備をしています。時間を守ることはその第一歩です。