7/4 全校朝会 校長先生のお話「開校記念日」
- 公開日
- 2022/07/05
- 更新日
- 2022/07/05
できごと
7月9日は、桜丘小学校の誕生日、開校記念日です。
今から100年前の、大正11年(1922)9月に この場所に、今の桜小学校の横根分教場として4年生までの子どもたち、149人、先生6人が移ってきました。教室は4つ、校庭は畑のままでした。(上の画像が開校当時の校舎です。)
子どもたちは、机や椅子を持って、田んぼ道を歩いて、この場所まで運んだそうです。分教場なので、4年生までの子どもたちが ここで勉強し、5年生から本校である桜小学校に通いました。
この辺りには、野兎、タヌキ、ヘビやフクロウ、赤ガエルやホタルがたくさんいたそうです。
カブトムシやクワガタなどの虫取りをしたり、田んぼでドジョウやタニシ、ゲンゴロウなどを捕まえたりしたそうです。また、千歳通りや烏山川緑道は川で、水遊びや魚とりをしたそうです。
そして、子どもの数がだんだんと増え、今から92年前の昭和5年、桜丘小学校は、第二桜尋常小学校という名前で、桜小学校から独立しました。ですから、今年は、92歳のお誕生日となります。
2年前の90周年では、校庭で、みんなで風船を飛ばして、お祝いをしました。青い空に希望を乗せて、舞い上がる色とりどりの風船。感動的なシーンでした。
さて、昭和5年、開校当時の話に戻しますね。学校全部の子どもの数は400人ぐらいでした。校舎は一つしかなく、教室も4つしかなかったので、低学年が午前授業、高学年が午後の授業の二部授業でした。(真ん中の画像は第1回卒業生の写真です。)
昭和18年に桜丘国民学校と名前が変わり、大きな戦争が終わり、昭和22年に今の名前の桜丘小学校となりました。この年の子どもの数は、なんと1169人でした。でも、一番人数が多かった昭和30年ころは、2100人にもなりました。どうやって、生活していたのでしょうね。当時は、一クラスの人数が60人でした。桜丘小学校の卒業生は、(16937)人を数えました。皆さんのご家族にも桜丘小の卒業生がいる人も多いのではないでしょうか。多くの先輩たち、保護者や地域の皆さんの支えによって、今があることをよく考えて、伝統を守りながら、100周年に向かって、進みましょう。皆さんも、学校のことや地域のことを調べて、もっともっと、皆さんの故郷である桜丘を好きになって、大切にしていきましょう。