11/7 全校朝会 校長先生のお話「フェア」
- 公開日
- 2022/11/08
- 更新日
- 2022/11/08
できごと
11月の人格の完成を目指してのテーマは「フェア」についてお話します。
オリンピック東京大会 女子スケートボードの女子パークという種目で大活躍した当時15歳の岡本みすぐ選手の話を紹介します。
決勝戦まで勝ち上がり、決勝での3本目で成功率の高い技で3位以内をねらうか、限界に挑戦して金メダルを狙うか判断の分かれ道に立たされました。あなたならどうしますか。
岡本選手は意を決して、限界まで攻めました。観客が息をのんだその瞬間、最後の大技で失敗してしまいました。その瞬間、岡本選手の目から悔し涙があふれました。
そんな岡本選手に各国の選手たちが駆け寄って「ナイスチャレンジ」と挑戦を称えたのです。このシーンに世界中から感動の声が上がりました。
「挑戦する勇気」と「それを称え合う行動」が勝敗を超えたスポーツの価値と「思いやりの心、フェア」を教えてくれたのです。
人に意地悪をしたり、無視をしたり、困らせたりすることはフェアではありません。卑怯な行動です。意見があるなら、正々堂々とその人と話し合うべきです。また、間違ったことをして注意されたら、悪かったことを素直に受け止め、きちんとあやまればいいのです。
一人一人の考えを大切にする生き方、それが「フェア」なのです。一人一人がフェアな行動を心がけ、気持ちのよい学校生活を過ごせるように努めましょう。