12/12 全校朝会 「川崎レナさんの活動より」
- 公開日
- 2022/12/14
- 更新日
- 2022/12/14
できごと
子どもの権利のために活動した子どもに送られる「国際子ども平和賞」の授賞式が11月14日、オランダで開かれ、日本人として初めて大阪の17歳の高校生、川崎レナさんが選ばれました。
川崎さんは、8歳の時に読んだ本でこの時、初めて世界には国の事情で教育を受けられない子どもたちがいることを知ったそうです。
それをきっかけに、人権問題に興味をもち、状況を改善するために行動を起こそうと決意します。様々なボランティアに参加するようになった川崎さんは14歳の時に人権や環境問題に取り組む組織「アース・ガーディアンズ」の日本支部を立ち上げました。学校と地域の政治家をオンラインでつなぎ意見を出せる仕組みを作るなど子どもたちが政治に積極的に参加するための活動を続けています。
世界では学校に通えない、教育を受けられない子どもが1億2400万人もいるといわれています。教育を受けられず、学校に通えない子どもたちは、計算や文字の読み書きができないまま大人になってしまいます。さらに「女性には教育はいらない」とか、「子どもなのに結婚させられる」など国の慣習や大人の考え方で学校に通わせてもらえない子どももいます。また、戦争によって学校に通えないどころか、命を落とす子供も多くいます。生きたくても生きられない子どもたちが大勢いるということを忘れてはいけません。
皆さんは、とても恵まれた環境にいることに感謝し、平和について考えながら、毎日を大切にしてほしいと思います。