学校日記

9/21 4年 知的障害者水泳講話

公開日
2023/09/22
更新日
2023/09/22

できごと

4校時に木下あいら選手にお越しいただきました。木村選手は、アジアや日本の記録を更新した、現在も大活躍をされている現役高校生の選手です。知的障害など、様々な競技や自分だったらどうする?など、様々な視点からお話していただきました。知的障害は、脳に障害があったり、気持ちが不安になってしまったりと実際に目に見えないことであり、個人差が大きいことだと教えてもらいました。知的水泳のルールは障害がない人と基本的に同じで、そのルールが難しい場合にはスタート仕方などの工夫あるそうです。スタートにも、それぞれの障害によって工夫があることが分かりました。また、パラリンピックの起源は、病院で開かれたアーチェリー大会からだそうです。そして、パラリンピックのパラはパラレルという言葉の意味、「平行、もう一つの」からきていると教えてもらいました。そのほかにも、子どもたちの質問に答えてくださったり、この夏に開催された世界選手権での木下選手の泳ぎを観せていただいたりしました。子どもたちは試合映像に大興奮で「頑張れ!」と声援を送りながら観ました。講話の最後には、タッチの差で惜しくも2位なった銀メダルを見せていただきました。
子どもたちは、「木下選手は自分の最大限を頑張り、水泳で世界2位をとったことが素晴らしいと思いました。これから、自分の今できる最大限をし、自分の短所を直したいと思いました。そのために、人と比べずに自分らしさを出していきたいと思いました」と振り返りました。
 この講話で聞いたことも『共生社会の実現を目指して』の学習に生かし、教えていただいたことをまとめ、伝えていけるようにしてほしいと思います。木下選手は、2024年のパリパラリンピックにも出場します。みんなでテレビの前で応援したいと思います!木下選手、貴重なご機会をありがとうございました!