5年 田植え体験
- 公開日
- 2021/06/11
- 更新日
- 2021/06/11
学校の様子
今年度も、世田谷アドベンチャークラブの協力のもと
5年生が理科室裏の田んぼに田植えの体験をしました。
新潟県の魚沼産コシヒカリの苗を
取り寄せていただきました。
田植えの方法について説明を受けた後、
苗を一人3株持ち、いざ、田んぼの中へ。
泥は粘土質でサンダルは脱げてしまうため、はだしになります。
「グニャグニャしていて、気持ち悪い」
「入ってみたら、意外と気持ちよかった。」
子どもによって、感じ方は様々です。
その後、子どもたちから指導の方にたくさんの質問がありました。
「農家で、米を作る時の大切な条件とは何ですか?」
「自然からの水が足らない場合、どうするのですか?」
川本様は、子どもたちの質問に
丁寧に答えてくださいました。
昼と夜の寒暖差があるほうが、おいしいお米ができるといわれています。
農家のお米は、雪解け水などの自然の水を使います。
近年、雪がたくさん降らないので、雪解け水が確保できず、
ため池の水を使ったり、ポンプで水をくみ上げたり、
農家でも、水不足で苦労しているとのお話がありました。
夏休みの後半になると
稲の花が咲くそうです。
1日しか咲かないそうなので、子どもたちが目にするのは難しいですが、
ぜひ、図鑑などで調べてほしいとのことでした。
稲の穂が垂れるのは、9月ごろだそうです。
おいしいお米がとれるといいです。
最後に、世田谷内の小学校で、田植えの体験を実施しているのは
祖師谷小学校を含めて3校だそうです。
貴重な体験やお話を聞かせていただき、
子どもたちも、勉強になりました。
ありがとうございました。