知らぬ間に・・・とならないように
- 公開日
- 2026/01/30
- 更新日
- 2026/01/30
校長室より
5年生の教室は、社会の時間でした。学習しているのは「情報」。今日は、その中でも商店などにおける情報についての学習をしていました。
コンビニエンスストアーには、情報関係と言えるものがたくさんあります。POSレジやATM、マルチコピー機etc...。コンビニでは、公共料金が払えたり、チケットの購入、証明写真のプリントアウト・・・と商品を売るだけでなく、できるサービスがたくさんあります。
商品の販売に限っても、情報を集め、消費者のニーズに応え、「情報」を駆使して売り上げが上がるように工夫がなされています。例えばよくある光景ですが、商品をレジに持っていきポイントカードを提示、ポイントが付与されてお得にお買い物・・・ですが、ポイントカードを提示することで、お店がほしい情報がより詳しく集まってきます。
ポイントカードを作るときに年齢や性別等を入力しています。すると例えば「45歳の男性が淡島店で何時に〇〇と⬜︎⬜︎を買った」という情報が入ります。このようなデータを集めていけば、どのようなものをどれくらい仕入れたらよいのか計画が立てられます。淡島店だけでなく他の店舗で買い物をしていても履歴としてチェーングループ全体で共有できます。そのデータを元に何を店舗で売ったらよいのか、仕入れの量をどうするかという計画が立てやすくなります。
というように、ポイントカードだけを考えても、リピーターを増やすだけでなく、ポイント付与によってユーザーにメリットがある一方で、いつ何をどこでどのくらい買ったかという買い物のデータを与えているという側面があります。小学校の社会科では社会の仕組みをどこまで教えるのかというのは、とても難しい問題です。しかし、今日の子どもたちの様子を見ていると、そのようなことは知らずに買い物をしている子が多いように感じました。ポイントカードでは私たちが特段の不利益を被ることはありません。分かった上で賢くポイントを利用すればよいと思います。ただ、店で買い物をしても、また、携帯の閲覧記録からその人が好みそうなものの広告が入ってきたりと、「様々な場面で情報を見られている」という側面があることは、子どもたちも知っていてもよいのかもしれません。ご家庭でも、コンビニエンスストアやスーパーマーケットに子どもと買い物に一緒に行ったとき、子どもと一緒に携帯から注文をポチッとしたときなど、「知ってる?」と話題にしてみるのもよいかもしれません。