☆12月18日(木)の給食
- 公開日
- 2025/12/18
- 更新日
- 2025/12/18
給食
【 メ ニ ュ ー 】
・わかめご飯
・さくさくつくね
・華風もやし
・呉汁
【 産 地 】
米:山形(庄内産つや姫) 生姜:高知 れんこん:茨城 豆腐:愛知・佐賀 鶏ももひき肉(つくね)・玉ねぎ・鶏もも肉(汁)・じゃが芋・大豆:北海道 人参:千葉 もやし・にら:栃木 にんにく:青森 えのき・ねぎ:新潟 油揚げ・豆乳:アメリカ・カナダ産大豆 赤みそ・白みそ:国産 レンズ豆:アメリカ産 白ごま:スーダン・パラグアイ産
【 今日の 一言 】
今日は1年ぶりに登場の「さくさくつくね」です!肉の中に入った「れんこん」がサクサクとした食感で心地よい!ハンバーグとは全く違った印象の味わいです。「れんこん」という食材と「つくね」という料理について理解が深まってもらえればと思います。
つくねの中身は「鶏ひき肉・れんこん」の他にも、「豆腐・玉ねぎ・生姜・塩・酒・小麦粉」が入っています。タレは「醤油・みりん・砂糖・酒・一味唐辛子」を煮詰めた後に「水溶き片栗粉」でとろみをつけて作っており、甘味が強めの味になっています。一味唐辛子のピリッとした辛味で「つくね」にも合ってはいますが、私は1年ぶりに食べてみて「ここまで甘かったっけ?」と思いました。
実はこの料理、1年前に出した時、とあるクラスで「岩黒先生、これはうちのクラスは苦手みたいです」と言われ、教室に入って様子を見てみたら、手付かずの物が7個ほど残されていました。そのクラスは普段よく食べてくれていたので、とても衝撃を受けました。確かに、子供たちが好む同系統の料理はハンバーグ、特に牛肉メインの強烈な旨さをもつハンバーグは大人気です。それに対して、鶏ひき肉や生姜の入った「つくね」は、どちらかというと大人向けで、その優しい味で「素材の風味や食感を楽しむ」といった感じだと思います。その日の残菜も、全体でけっこう残っていたことを覚えています。
そこで、今日の「つくね」は、中身の具材を変えました。実は去年は「長ネギ」のみじん切りを加えていましたが、今年から「玉ねぎ」に変えています。そして、豆腐の量を少し減らし、鶏ひき肉の量を増やしました。その分、焼き上がる時間が長くなりましたが…。味はやはりハンバーグと比べてしまうと優しい味で大人向けではありますが、子供でも食べやすい味になっていると思います。3口目くらいからじわじわとその美味しさに気づくと思うので、すぐに判断せずに味わって食べてもらえることを願っています。
ただ、上に書いたとおり、タレはここまで甘くなくていいと思うので、次回は「醤油を増やしてみりんを減らす」といった変更を加えて実施してみます。おそらく、その方が肉料理に合うでしょう。
そして呉汁!定番のメニューですが、実はこの中に星型のかまぼこが入っています。昨日のかき玉汁の「雪だるま・星型」のかまぼこはいい感じで盛り上がってくれているクラスがあったようです。いつもは入っていない特別な具材、今日はクラスの誰に入っているか?みんなで楽しんで給食時間を過ごしてもらえればと思います。
栄養士 岩黒