進路説明会での話
- 公開日
- 2022/06/03
- 更新日
- 2022/06/03
校長室より
3年生保護者の皆様、昨日は進路説明会にご参加いただき、ありがとうございました。
校長会のため、進路説明会で直接お話ができなかったこと、とても残念でした。
校長あいさつの代読を副校長からさせていただきましたが、ご欠席のかたもおいでですので、ここで概要をご紹介いたします。
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修学旅行では、実行委員や班長など、3年生はよく頑張りました。
平和の大切さや日本の伝統文化について学ぶだけでなく、学年としての集団の意識を多くの生徒が高められ、卒業式までの成長を楽しみにしています。
本日は、進路選択について感じていることを3つお伝えいたします。
1つ目は、「進路選択を勝ち負けで判断しないこと」です。
合格は「勝ち」、不合格や第2志望は「負け」という風潮が、時折あります。
「勝ち負け」の発想では、第2志望の学校に行くことになった場合、生徒が胸を張って進学しにくくなります。
人生の「勝ち負け」は、高校入学時に決まるわけではありません。
「何を学んだか」「どんなことをしたか」「何ができる人になったか」が重要です。
「勝ち負け」は、他人との比較から生まれる言葉。
人生が良かったかどうかは、その人自身が決めることです。
他人から言われるものでも、自分が他人と比較して「勝ち負け」と決めるものでもない、と意識することが大切だと思います。
2つ目は、「人間関係を大切にすること」です。
進路選択の際、精神的な安定は、とても大切です。
学級・学年内での人間関係が温かいと、進路選択に苦しさを感じた時、力を与えます。
家で悶々としていても、学校に行くとホッとする仲間がいることが大切です。
3つ目は、「自律の意志を持ち、深く自分について考えること」です。
自分の人生を自分自身の手で切り拓く(つまり自律する)意思がなければ、進路について、その程度の価値観しか持てません。
様々な情報が入ってきますが、その時に深く自分について考えているかどうかで、結果的に同じ道を選ぶことになっても、人生の選択の中身、意義は大きく異なります。
ご家庭でも、「自分の人生だからこそ、自律の意思を持ち、自分について深く考える時間を大切に」とお子様とお話いただければと思います。
中学校生活も1年を切りました。
お子様が、自分なりに努力し、良い人間関係を作り、温かい雰囲気の中で、素晴らしい進路選択、素晴らしい卒業式を迎えられるよう期待しております。
校長 大坂 崇