夏休みが始まって５日。
この土日には、都大会を含め、多くの部が活動しました。
保護者の皆様には、教育相談へのご参加も含め、本校の教育活動にご協力いただき、ありがとうございます。
さて、先週、「夏休みはまとまって時間が取れる時。生徒も教員も、学ぶ時間を。」と書かせていただきました。
少し教員には具体的に「教材研究」という観点で話をしています。
私が管理職になる前は、夏休みは授業の教材の作りだめと情報収集の期間でした。
先を見通して「どう授業をすればよいだろう」「何か生徒をあっと言わせる教材はないか」と考えて準備するのも、普段よりゆっくりできました。
そして何より、そのための本を読んだり、研修に参加したり、ということもできました。
私が若かったころに比べ、今の教員は本当に忙しい状況です。
だからこそ、余裕のある時に、余裕のある準備をすることで、長期休業以外の期間の余裕が生まれます。
今回の校長室だよりは、そんな視点で書かせていただいています。
暑さが厳しい時期が続いておりますが、地域の皆様・保護者の皆様、健康には十分お気を付けいただき、生徒の教育活動に今後ともご協力いただければ幸いです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　大坂　崇

校長室だより２３


附記：
現在、コロナウイルスの拡大が懸念されておりますが、国や都が「現在の活動は制限しない」「ただし、コロナウイルス感染拡大防止の対策を講ずること」としておりますので、現時点では、部活動及び合同合宿、教育相談等の教育活動については、感染拡大防止の対策を取って実施することといたします。
なお、国や都・区などから特段の指示があった場合、その指示に従って対応をいたします。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。