日本財団が３年ほど前に行った「１８歳高校生意識調査」。
日本を含め９つの国の１８歳の高校生に行ったものです。
その中で、気になった項目を校長室だよりで教職員に紹介しました。
他の８か国平均と日本の調査で、極端な差が出たのは次の７項目でした。
　１　自分を大人だと思う
　２　自分は責任ある社会の一因だと思う
　３　将来の夢を持っている
　４　自分で国や社会を変えられると思う
　５　自分の国に解決したい社会問題がある
　６　社会問題について家族や友人など周りの人と積極的に議論している
　７　自分の国はこれからどうなると思うか
「自分を大人と感じられず」「自分の国や将来の課題解決にも消極的な」な日本の高校生。
今、砧中学校では、人間関係作りの学習やキャリア学習の取組を行っています。
その中で、砧中学校の生徒には、「夢のある未来」「自分の国を自分で築く建設的な発想」「豊かな人間関係」を育めるようにと考えています。
教職員・保護者だけでなく、地域の皆様と共に、１０年後・２０年後の地域や日本を創る人材を育む健全育成を大切にしていきたいと思います。

　　　　　　　　　　　　　校長　大坂　崇

☆校長室だより３７