終業式を迎え、明日からいつもの年より少し長めの冬休みに入ります。
さて、以前から「詩」が好きだというお話をしていますが、今日は終業式で古谷綱武という詩人の「道はいつも開かれている」という詩を引用して、生徒に終業式の話をしました。
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４カ月あった２学期も、いよいよ今日で終わりです。
２学期、砧中の皆さんは、移動教室・職場体験・学芸発表会など、いろいろな活動でよく頑張りました。
明日から１月９日までいつもより長い冬休みですが、コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症も心配です。
いろいろな人と会うことも多い機会ですが、うがい・手洗い・マスク・消毒など、健康管理には十分気を付けてください。
さて、古谷綱武という人が「道はいつも開かれている」という詩を書いています。
詩は、こう始まります
「道は、すべての人の前に開かれている。
その人にやる気があるかないかだけである。」
さらに、こう続きます。
「しかし、道がとざされていると思う人の前には道はとざされている。
自分はだめだと思う人はだめになっていく。
自分が生きていくべき人生は、自分で発見していくよりほかにはないのである。」

３年生の皆さんは、今、進路選択に向かっています。本番は年明けです。
今が正念場。頑張って、自分の進路を切り開いてください。
１・２年生の皆さんも、自分の将来を切り開くのは自分です。
この冬、次の学年に向けて、自分がどう成長したらよいか考える事も大切です。

この詩を読み進むと、さらにこんな一節が出てきます。
「道は、すべての人の前に開かれている。
しかし、したいことだけして、しなければならないことは、なかなかやろうとしない人もいる。
しなければならないことこそを、したくなる人になりたいものである。」
進路を考える事は自分を考える事。今は、地道に、そして、粘り強く・・・。
３年生の皆さんは、進路選択に向けた学習や義務教育終了に向けて自分自身を振り返ることも大切に。

この冬休み、けがや病気の無いよう、強く願っています。
来年はうさぎ年。皆さん、跳ね回るうさぎのように、元気に良い年を迎えてください。
３学期の始業式、皆さんが、明るい笑顔で登校することを期待しています。
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地域・保護者の皆様、２学期も本校の教育活動に、ご理解・ご協力をいただき、本当にありがとうございました。
３学期もよろしくおねがいいたします。

　　　　　　　　　　　　　　校長　大坂　崇