学校日記

理科の豆知識25「蜘蛛は自分の糸にくっつかない」

公開日
2021/10/08
更新日
2021/10/08

できごと

普段生活している中で見かける小さなクモ、一番身近なのは黒い小さい蜘蛛「アダンソンハエトリグモ」だと思います。
糸をあまり出さず、走りハマって小さな虫を捕まえる蜘蛛です。
ゴキブリなども捕まえてくれるので見かけたらほおっておいてあげるのが良いかもしれません。

そんな蜘蛛ですが、必ずしも糸はベタベタしてるものではありません。
実は蜘蛛たちは縦の糸と横の糸の2種類をお尻から出すことができます。
この横糸はベタベタとしていてくっつく性質を持っていますが縦糸は何かをくっつける力はありません。
蜘蛛たちは、この横の糸を避けて歩いているのでくっつかないんですね。
そのかわり近くに虫が引っかかっても一度中心に戻ってからでないと、その場所にいけないとか…ちょっと不便ですね。

※画像は毎日新聞社より