理科の豆知識27「なぜ冬なのに寒くない日があるのか」
- 公開日
- 2021/12/01
- 更新日
- 2021/12/01
できごと
今朝、12/1(水)に外に出てみて気がついた人も多いと思います。
「あれ?なんか今日は寒くないなぁ。12月で太陽も出てない日なのになんでこんなに暖かいの?」と思いませんでしたか?
これには理由があります。たしかに冬は太陽から受ける光の量が少なく(厳密には同じですが…中学3年生の皆さんは今週習いましたね?)、一般的には寒くなりやすいです。
しかし、地球には「放射冷却」という現象があります。これは太陽が出ている間に温まった地球の熱が明け方に宇宙へと逃げてしまう現象です。
今日のような曇の日はこの放射冷却がうまく行われません。空に広がってる雲が地球のフタの役割をしてくれ、熱を逃さないのです!
一見、晴れの日のほうが暖かそうですが、そうではない日もあるということですね。
この現象については、中学2年生の3学期で習います。知っておくと授業で一歩リードできますので、覚えておきましょう!
画像出典…日本気象協会HPより