理科の豆知識28「理科室の椅子」
- 公開日
- 2021/12/13
- 更新日
- 2021/12/13
できごと
松沢中学校でもそうですが、理科室の椅子は一般的には椅子とは違って特徴的ですよね。
見てわかる大きな違いが2つあります。
1、背もたれがない
2、1面だけ側面に板がある
この2つの違いは実はしっかりとした理由があります。
まず1の「背もたれがない」ですが、これは安全面への配慮です。背もたれがあると寄っかかってしまい後ろに倒れてしまうことが多発します。(片方だけあげて遊んでいる状況…ありますよね)
あえて背もたれを作らないことで転倒するようなことがないようにしているんですね。危険な薬品をひっくり返すことへの配慮です。
次に2の「側面に板がある」は、理科の実験で使うためです。
実験の中には高いところからボールを転がしたり、板を立てかけて斜面を作る必要があります。
そのような実験の時に椅子を横にするだけで実験道具に早変わりするという機能を持っています。
実はちゃんと考えられて作られているんですね!
次回見るときには注目してみてくださいね。