4月26日 校長室から
- 公開日
- 2010/04/27
- 更新日
- 2010/04/27
校長室だより
「桜の木」
4月20日の朝、校庭の桜の木が倒れていました。前日は、風も無い穏やかな日でしたので、みんなびっくり。
なぜ、あんなに美しい花を咲かせた桜の木なのに倒れてしまったのでしょうか?
ソメイヨシノの寿命は50〜60年と言われていますが、はっきりしたことはわからないそうです。ただ、枯れてしまう原因は、いくつかあるそうです。
その1 枝を切ったり、枝に傷がついたりした時、そこからばい菌が入り病気になる。また、キノコの胞子が入り込み、栄養や水分がとられてしまう。
その2 木の根が、地表近くの土から養分や水分を吸い上げているため、根の周りの土が踏まれて固くなると、十分に栄養や水分が補給できない。
根の様子は、他の木と比べてみるとよくわかります。
他の木も外から見ただけではわからないので、樹木医という木のお医者さんに見てもらいます。もしかすると、みなさんの安全を守るために、何本か切らなくてはいけなくなるかもしれません。みなさんは、なるべく桜の根を踏まないようにしてあげてください。