3月22日
- 公開日
- 2021/03/22
- 更新日
- 2021/03/22
校長日記
卒業式まであと4日という今日、地域の方をお招きして戦争体験のお話を聞きました。
本校の卒業生のお二人です。卒業証書の番号から考えると今年の卒業生の一万人前の先輩にあたります、というお話が担任の先生からありました。長い年月が経ったと感じるとともに、後輩のためにこうして来てくださっているお二人に改めて感謝の気持ちが湧いてきました。
お二人から語られる戦争の話は、もちろんこのあたりの話です。疎開の話、焼夷弾で東京の下町が焼け野原になった話、そのなかでなぜこのあたりは焼け残ったのかという話など、6年生にとっては教科書や資料から知っていたことが、現実味を帯びて受け止められることになったと思います。
食糧難のお話や命を大切にしてほしい、というお話は、これからもまだまだ考えていかなくてはいけない問題を含んでいます。この機会を大事に受け止めて、戦争があったということを忘れずに私たちは生きていかなくてはならないと思います。
6年生にとってとてもいい勉強になりました。お二人の大先輩に心から感謝申し上げたいと思います。