9月24日
- 公開日
- 2021/09/24
- 更新日
- 2021/09/24
校長日記
今日の献立は、鯛めし・すまし汁・かぼちゃのそぼろ煮・菊花(きっか)みかん・牛乳です。このなかに給食ではめったにお目にかかれないものがありますが、児童のみなさん、わかりますか?それは「鯛めし」です。
本日の食材「真鯛」は、生産量全国一位の愛媛県からやってきました。給食一口メモには「今、新型コロナウイルス感染症の広がりで、消費が低迷しています。国は『水産物販売促進緊急事業』を行い、(国が産地から買い受けて)産地を支援しています。」とありました。これに、栄養士さんが申し込んで、みごとに当選したというわけです。このようにしてもらい受けることになった鯛をどのようにおいしく食べてもらおうかと、栄養士さんや給食を作っている方々が、実際に作ってみて味を調整しました。ご飯は、昆布と、先に焼いておいた鯛をのせて炊き上げました。ご飯が炊けたら、鯛を取り出し、身をていねいにほぐして、しょうがと共にご飯に混ぜ込みました。そしてさらに、食缶に配食したご飯の上にも鯛の身を散らして載せたという手の込んだ作り方です。焼きたての鯛をほぐすのは熱かったと思いますし、骨がないように気を付けるのも大変だったことと思います。作ってくださった方々、本当にありがとうございました。
給食を食べることで、産地の皆さんを応援することにもなります。ちなみに菊花みかんで使われた温州ミカンは真鯛と同じ、愛媛県で収穫されたものだということです。
おいしい給食をいただいて改めて感謝の気持ちや、産地を応援する気持ちになりましたね。ごちそうさまでした。