3月2日全校朝会の話
- 公開日
- 2026/03/02
- 更新日
- 2026/03/02
烏北小の生活
3月3日のひな祭りへ向けて、学校でもひな人形が飾られました。地域の方が学童さんの方へ譲ってくださったものだそうですが、たくさんの子どもたちにみてほしいということで、局長先生や職員の皆さんが心を込めてきれいに飾ってくださいました。ひな人形は、子どもたちの健康や幸せを願って飾るものです。たくさんの人たちの思いが込められていますので、大切に見てほしいと思います。
今日は、もう一つ、ひな祭りの夜に空で起こる「宇宙のふしぎ」についてお話しします。
3月3日の夜、空では「皆既月食(かいきげっしょく)」という、とても珍しい出来事が起こります。
月食というのは、太陽と地球、そして月が、宇宙で「一直線」に並んだときに起こります。太陽の光を浴びた地球の「影」の中に、月がすっぽりと入り込んでしまうのです。
夜8時ごろ、月が地球の影に完全にかくれると、月は消えてなくなるのではありません。実は、驚くほど美しい濃い赤色に染まります。
「影に入ったのになぜ赤いの?」と不思議に思いますよね。それは、地球のまわりにある「空気(大気)」が、太陽の光のうち、赤い光だけをレンズのように曲げて、月まで届けているからです。
今の私たちは『地球の影なんだな』と安心して月を見ることができますが、千年以上前の日本の人々は、真っ赤に染まる月を見て『月が病気になってしまった!』『怪獣に食べられている!』と、とても恐ろしいものとして考えて、月が元にもどるように震えながらお祈りをしていたそうです。
同じ『赤い月』を見ていても、時代によって感じ方がこんなに違うなんて、おもしろいですね。
夜8時すぎに、お月様が完全に赤くなります。望遠鏡はいりません。窓を開けたり、ベランダに出たりして、自分の目で空を見上げてみてください。危なくないように、寒くないように気を付けてみてくださいね。
当日の夜、晴れてきれいな「赤い月」が見えますように。