学校日記

2学期始業式の話

公開日
2026/09/01
更新日
2026/09/01

烏北小の生活

さあ、2学期がはじまります。校長先生からは、まず、いつもの大切なことを2つお話しします。

  一つ目は、命を大切にすること。早寝早起き朝ごはんを心がけて、ケガや病気、インフルエンザなども寄せ付けない健康な体をつくっていきましょう。手洗い、うがいもわすれずに。

二つ目は、自分を大切にするように友達を大切にすることです。みんな楽しく過ごしたいなと思って学校に来ています。自分と友達はちがうから、楽しみ方もちがうはずです。声をかけたり相談したりしながらみんなの「楽しい」を見付けていってくださいね。

今日はさらに、2学期を面白がっていきましょう。というお話しします。

  楽しいことがあるのは素晴らしいことです。でも、「楽しむ」ためには、自分の思い通りにいっていることや、自分が好きなこと、得意なことといった“都合のいい条件”“うまくいった”が必要になることが多いです。

だからこそ、自分の思い通りにいかない時や、失敗した時、嫌なことがあった時には、「あぁ、つまらないな」「最悪だな」と感じてしまいます。

では、「面白がる」とはどういうことでしょうか。

「面白がる」というのは、自分の思い通りにいかない出来事が起きたとき、一歩引いて観察してみることです。

 計画がうまくいかなかった時、「あー終わった。もう無理だ」で終わらせずに「へぇ〜、そう来るか!じゃあどうしよう?」とプラスに捉えてみるとか、苦手なことや失敗したことには「自分って、こういうところが苦手なんだな。そういえば友達も苦労していたな。」とかプラスに考えてみる。など、「面白がる」はどんな状況からでも自分から意味や工夫を見つけ出そうとする、たくましい心の使い方なのです。

2学期が始まります。学校生活でも、BOPでも、普段の生活でも私たちの毎日は「自分の思い通りにいかないこと」で溢れています。

一生懸命練習したのに、発表会や試合で失敗してしまった。」「友達と意見が合わなくて、ギクシャクしてしまった。」「雨が降って、楽しみにしていたイベントの予定が変わってしまった。」

そんな時、「最悪だ」「つまらない」と決めつけてしまうと、心はどんどん重くなってしまいます。

ちょっと視点を変えて面白がってみると、

「失敗しちゃったな。でも、この失敗って自分でもちょっと笑っちゃうな。話のネタにしてみようか」とか、「思い通りにいかないなー、なにか新しい工夫ができるかもしれないな」などなど。

面白がるとは、ピンチや思い通りいかないことの中に「観察者の目」を持つこと。それが、皆さん自身の心を守り、次のステップへ踏み出すエネルギーになってくれます。

完璧な人なんていませんし、完璧な毎日もありません。生きるというのは、本当にトコトン、自分の都合のいいようにいかないものなのです。だけれど、それを怒りに変えたり、ふれくされたりするのではつまりません。うまくいかなくて当たり前なのです。

じゃあ、これをどういうふうに受け入れようか、と考えて行動してみる。それが本当の面白さです。

うまくいくことばかりの毎日よりも、思い通りいかないことにぶつかりながら「へぇ、こう来たか」と面白がって乗り越えていく毎日の方が、きっと何倍も味わい深く、しなやかで強いものになります。

うまくいかないことが起きたら、どうやって面白がろうか考えてみてください。

 

皆さんが自分の視点をひとつ変えることで、目の前の景色をパッと明るく変えていけることを願っています。

命を大切にすること、自分を大切にするように友達を大切にすること。そして、今日から早速、面白がって過ごしてくださいね。これで、今日のお話を終わります。