全校朝会での学校長の話
- 公開日
- 2014/10/27
- 更新日
- 2014/10/27
26年度できごと
10月27日
昨日、蘆花まつりに烏山北小から4年生と6年生の有志のみんなが参加して、エイサーと烏北太鼓を披露してくれました。観客の方からお褒めの言葉をいただき、これからも地域の方に、君たちのがんばっている姿を見ていただき、励ましてもらえるといいなあ、と思いました。
さて今日は最初に数字の問題です。この数字(38万キロメートル)は距離を表しています。どこからどこまでの距離でしょうか。正解は、地球から月までの距離です。この数字をみても遠いなあ、とはわかりますが、いったいどのくらいの離れているのかピンときませんね。では、もし宇宙を人が歩いていくことができるとしたらどのくらい日数がかかるでしょう。なんと11年かかります。では、ある乗り物に乗っていくと4年で行くことができます。この乗り物とはなんでしょうか。正解は自転車です。これが時速200キロで走る新幹線に乗ると…なんと79日で着きます。でも、いちばんはやいのは光と電波です。たった1.3秒で着いてしまいます。私が小学生5年生の時、アメリカの宇宙船が月に着陸して、宇宙飛行士が地球の人と交信したとき、まるで電話でちょっと遠いところの人とお話をしているかのように感じたのも、電波の速さのおかげだなあと思いました。
今日このお話の内容は、私が小学生の頃、何十回、いや100回以上繰り返し読んでいた科学図鑑の中に書かれていたことです。あまりにも面白く、また絵で説明してあったので暇さえあればその本を開いて読んでいました。だからいまだに頭の中にこの数字が残っています。
本の読み方は人によって違いがあります。ものすごく早くページをめくって読む人もいれば、ゆっくりゆっくり読む人もいます。面白いと思う本も人によって違います。でも、その人にとって本当に面白いと思った本は、きっと何回読んでもあきないでしょう。
先週は烏山北小学校の読書週間でした。今日からは日本中で全国読書週間がはじまります。ぜひみなさんも一生忘れない本を見つけてください。