学校日記

全校朝会での学校長の話

公開日
2015/04/20
更新日
2015/04/20

27年度できごと

4月20日 
 おはようございます。
 先週、具合の悪い人がたくさんいたので、今日は放送朝会にしました。
 さて、先週はみんなであいさつを意識してやりましょう、というあいさつ週間でした。みんな、学校だけでなく、家に帰ったあとも家族の人の顔を見て「ただいま」「いただきます」「ごちそうさま」「おやすみなさい」というあいさつをしていましたか。いつも会う人ともきちんと相手の顔を見て、あいさつができることはとても大切な事です。「今日も元気だな」とか「いつもより顔色がよくないな」ということがわかり、気持ちが通じあうからです。
 それからあいさつには、ここでしてはいけません、という決まりはありません。私の知り合いで、お店で買い物をしてお金を払うとき、必ずお店の人よりも先に「ありがとう」と言う人がいます。お店の人が、品物を買ってくれたお客さんに対して「ありがとうございます」というのはわかりますが、お客さんがお店の人になぜ「ありがとう」というのでしょうか。
 その知り合いの人はこのように言っていました。「そのお店で品物を買う事ができるのは、お店の人が品物を仕入れて、お客さんがとりやすいように棚に並べ、値札をつけ、品物の名前を値札の横に書いてくれるお蔭です。店内をいつも清潔に保ち、店の外まで掃除をしてお客さんを迎えてくれる人に、どうして「ありがとう」って言ってはいけないの?」確かに、この人の言う通りです。あいさつは、自分の気持ちを相手に伝えたいという素直な心から出てくるものなのですね。だからあいさつをすると気持ちがよくて、心があたたかくなるんだなあということがわかりました。
 あいさつの「つ」はつづけようの「つ」。これからもあいさつをずっと続けていきましょう。