全校朝会での学校長の話
- 公開日
- 2015/06/15
- 更新日
- 2015/06/15
27年度できごと
6月15日
おはようございます。一昨日の北小まつりはどうでしたか。見に来ていただいた保護者の方も北小のみなさんの顔も、とってもニコニコしていました。限られた時間の中で、クラスのひとりひとりが力をあわせて楽しいお祭りにしようと準備をしたおかげだと思います。
人はひとりひとりの力をたくさん集めるとすごいことができるものなのです。それは、人の体をつくっている細胞のことを考えると納得します。体は見た目には一つのものに見えますが、実はものすごく小さい「細胞」というものがものすごくたくさん集まってつくられています。その細胞はひとつの大きさがなんと1ミリの100分の1。もちろん目には見えません。さて、ここでクイズを出します。もし、その細胞をひとつひとつ体からとって並べていったとするとどのくらいの長さになるでしょうか。ヒントを出しましょう。いま手にもっている紙の長さが60センチメートル。この長さで細胞6万個分です。さてどのくらいになるでしょうか。1番。烏山北小から千歳烏山駅までの長さ。2番。烏山北小から富士山までの長さ。3番。地球1周より長い。
正解は3番。なんと大人の細胞を全部並べると地球を15周する長さです。ひとつひとつは小さくともまとまると立派な体になります。だから、転んで傷ができても、何日かすると直るのはそのものすごい小さな細胞が新しくできて傷をふさいでくれるからです。1回では覚えられないことも何度も繰り返しやるとできるようになるのもその小さな小さな細胞のおかげ。だからみなさんも、毎日毎日の小さな小さな積み重ねを大事にしていってください。