全校朝会での学校長の話
- 公開日
- 2016/02/08
- 更新日
- 2016/02/08
27年度できごと
2月8日
おはようございます。
先週からインフルエンザなどの風邪をひいてお休みしている人が増えてきました。まわりにある小学校では、たくさんの人がお休みしたので学級閉鎖をしているところもあります。風邪を引いて熱がでると、体がだるくなったり気持ち悪くなったり、とにかく風邪をひかないようにすることが一番です。ではどうしたら風邪を引かないようにできるでしょうか。
昨日の新聞で、読者に「風邪予防のためにしていることは何ですか?」と聞いたランキングが出ていました。さて第一位はなんだと思いますか?
それはうがいと手洗いです。手洗いはもちろん「あわあわ手洗い」ですね。これからも続けてください。しかし、それでも防ぎきれないでウィルスが体に入ってしまったら…。風邪を引いてしまったら。どうすれば早く治すことができるでしょうか?
正解は「すいみん」です。これは多くのお医者さんが口を揃えて言っていることです。強力なお薬を飲むよりも、元気がでる食べものを食べるよりも、ほんとうに良く効きます。
なぜ、よく眠ると治りが早いのか。実は人間の体には「リンパ」という透明の液体がながれています。ひとつひとつは目には見えないものすごく小さな細胞からできています。そのリンパ液が、外から入ってきた風邪やインフルエンザのウィルスと闘ってくれる役目をしています。そのリンパの力を強くしてくれるのが「すいみん」なのです。「すいみん」を充分にとっている人は、リンパの力が最大限に強くなって、ウィルスをやっつけてくれますが、「すいみん」が短い人のリンパは闘っている間に時間切れとなり、逆にウィルスにやられてしまいます。ポイントは「いつもよりも早い時間に寝る、そしてたくさん眠る」です。もし、学校で具合が悪くなったら、お家に帰って、たくさん眠るようにしてください。保健室で眠っても深い「すいみん」ではないので、効果があまり期待できません。しっかりした「すいみん」をとって風邪やウィルスに負けない体をつくってください。
※「すいみん」と「リンパ」は大きく紙に印刷をして全校児童に見せながら話をしました。