全校朝会での学校長の話
- 公開日
- 2016/05/23
- 更新日
- 2016/05/23
28年度できごと
5月23日
おはようございます。
一昨日の土曜日はお隣の烏山中学校の運動会(中学校では体育大会といいます)を見に行きました。兄弟が烏山中に通っているお家では応援に行った人も多かったことでしょう。今年卒業した卒業生も2カ月もたっていないのに、なんだかとっても成長した感じがしました。
中学校の体育大会をみていて驚いたことがあります。それは、みんなものすごく一生懸命応援することです。北小でも赤組と白組は同じ色の人にも応援しますが、それの数倍くらい大きな声で応援します。どうしてかなあ、と思って考えてみました。きっとそれは、自分たちで準備をして、自分たちの力で作り上げた体育大会という気持ちが強いからだとわかりました。クラス全員で走る全員リレーは、バトンの受け渡しがとっても大事でそれによって勝ち負けが決まるといってもいいくらい。見ていると、相当自分たちで考えて、どうしたら1秒でも早く走れるかを考えて作戦をたてたなあ、とわかりました。生徒会が主催する綱引きもあります。生徒たちが考えて、先生はお手伝い役に回ります。そんな自分たちで作り上げた体育大会だからこそ、友だちの頑張りを見て、大きな声で応援する気持ちが強くなるんだと思いました。
実は、この烏山北小学校でも自分たちの力で立派にひとつの行事をやりとげた子どもたちがいます。それは、先週川場移動教室に行った5年生です。初めての宿泊行事、学校とは違う施設、薪でご飯を炊き、みんなの力でカレーを作る飯盒炊飯も初めてなら、朝食と夕食の配膳も普段の給食当番とはまるで違います。全てが初めてづくしの中、実行委員や班長、室長がきちんと声を掛け合い、みんなもそれに協力して大きな怪我をする人も出さず、無事に帰ってきました。先生方はしおりに書いてあることは「しおりを見て行動しなさい」とアドバイスをする係になっていました。それでも5年生は1日目にうまくいかなかったことを自分たちで考えて声をかけあい、2日目、3日目と日に日に成長していきました。高学年としてとても立派だと思います。校長先生はこれからの学校生活を楽しみにしています。