学校日記

終業式での学校長の話

公開日
2016/07/20
更新日
2016/07/20

28年度できごと

7月17日 

 おはようございます。
1学期が今日で終わります。
4月の始業式から75日間よく頑張って学校に来ましたね。いま皆さんが立っている体育館に、始業式の時には桜の木の香りがする風が吹いていました。今は夏の暑いしめった風が吹いてきます。1学期はそれだけ長かったということですね。
それぞれの学年でクラスが変わり、新しい友達と出会い、学校生活に前向きに取り組んでいこうと気持ちで頑張ってきたわけですが、その成果はどうでしたか。
1学期にいろいろなことがうまくいって楽しかった人もいれば、思いどおりにいかなかった人もいるでしょう。でも、まだ結論を出すのは早いです。運動会や学芸会がある2学期が9月から始まります。その中で、また新しい友達ができたり、面白いことを発見できるチャンスがあります。
夏休みはそのためのエネルギーを蓄える期間です。自分の好きなことを、たくさんしてください。早寝、早起きを心がけ、宿題を早く終わらせて、たとえば好きな本を片っ端から読む。プールに全部参加する。寺子屋に毎日来る。田舎のおじいさん、おばあさんの家で千歳烏山ではできないことを思い切りやる。とにかく、好きなことを思いっきりできるのが、夏休みのよいところです。そうすれば、9月から始まる2学期には、気持ちをスッと切り換えて学校のことに全力を注ぐことができますよ。
さて、最後にある保護者の人からのお手紙を紹介します。これは、1学期の学校公開のアンケートの中に書かれていた、1年生と3年生の子どもがいる保護者の方の文章です。
「6年生のおねえさんたちが、1年生の教室に遊びに来て会話をしたり、相手をしてくれていて、ほほえましかったです。娘も6年生のおねえさんたちが大好きで、家でも「北小のおねえさんはやさしいし北小に入れてよかった」と話をしていました。ひとりで休み時間に遊んでいても、そっと輪の中にいれてくれる行動には感謝です。娘にもそんな6年生になってもらいたいと思いました。本当は、6年生たちに直接ありがとうを言いたいくらいなのですが、そういう機会もないので、なにかのおりに6年生に感謝している保護者はたくさんいるよ、と伝えてもらえたら幸いです」
6年生のおにいさん、おねえさん。自分たちの行動に自信をもってくださいね。このように感謝している保護者の方がたくさんいるのです。
では、42日間の夏休み、元気で過ごしてくださいね。
これで校長先生のお話を終わります。