学校日記

全校朝会での学校長の話

公開日
2016/09/26
更新日
2016/09/26

28年度できごと

9月26日 
 おはようございます。ここのところ雨続きでようやく昨日晴れた、と思っていたらまた今週は曇りと雨にぎゃくもどり。運動会まであと2週間というときに、芝生で練習できないのはつらいけど、北小の他のみんなもおなじです。限られた時間の中で、精一杯やろうとする気持ちが大切です。その気持ちを校長先生は応援しています。
 さて、10月の人格の完成は「公共心」です。人格の完成のポスターには、「地域の一員であることを自覚して行動していますか?」と書いてあります。この公共心には大きくわけると、2つの種類があります。
 ひとつは、電車やバスの中では大きな声で話をしたりふざけたりしない、という「○○してはいけません」というきまりを守ることです。それは、人と人が安心して快適に暮らせるために守らなくてはならない大切なきまりだからです。
 もうひとつは、挨拶をすると、お互いが気持ちよく暮らせるから、挨拶をしよう、という「○○をしましょう」というもの。守らなくてはいけないきまり、ではないけれど、した方がいいものです。実は、こちらをするためには、ちょっとした勇気がいります。なかなかその勇気が一歩踏み出せません。
 先日、その勇気を出したかっこいい人を見ました。電車の床に、食べ残しのゴミと空き缶がコンビニの袋に入って捨ててありました。ほとんどの人は「公共の場所にはゴミをすててはいけません」というのを知っているし守っているのに、こんなことをする人がいることに腹がたちました。でも、それに気がつきながら、拾って捨てた方が気持ちいいのに、ってわかっているけど、なかなかできません。すると、電車がホームに近づいた時に、すっと座席を立った若者が、そのゴミを袋ごと拾い、ドアから降りて、ホームにいた駅員さんに「これ、車内に落ちていました」とそれを渡し、そのまま改札の方へ歩いていきました。
 実にかっこよかった!
みなさんも、ちょっと勇気をだしてみんなのために「○○しましょう」を実行してみましょう。